動物園で推し探し パンチ君だけじゃない!かわいさたっぷり希少動物図鑑(後編)
ゴールデンターキン(危急種)和歌山・アドベンチャーワールド
ゴールデンターキンは、ジャイアントパンダやキンシコウと並ぶ中国三大珍獣のひとつで、野生では約5000頭が生息するという。
日本で飼育するのは4施設のみ。アドベンチャーワールドには、2011年に中国から来園した。今年2月24日には、赤ちゃんが7年ぶりに誕生し、続けてさらに2頭誕生。現在は計10頭を飼育している。
ウシ科とあってゴツい見た目だが、飼育スタッフの堀有希子さんによると、「基本、穏やかな動物なので、飼育にあたっての苦労はありません」という。
ただ、6月の繁殖期には困ることがある。
「ゴールデンターキンは群れでの順位がはっきりした動物で、オスの順位争いに飼育スタッフも巻き込まれ、戦いを挑まれることもあります」(堀さん)
オスは間接飼育で同じ空間に入らないため、ケガなどの心配はない。
「雨が大好きで水たまりで泥浴びをして真っ黒になっていることも。3日もすれば自然ときれいになっています」(堀さん)というが、成長したオスは金色の毛が特徴のひとつで、雨上がりの日は近くを通っても気づかないかもしれない。
赤ちゃんはオス1頭、メス2頭。生まれたばかりの頃の毛色は濃い茶色で、背中に黒い縦縞がある。
「生後半年くらいから金色の毛が生え、夏休み前くらいには、毛に隠れていた角も見えるようになります。体力もついてきて、活発に動き回る時間も長くなるので、ぜひ会いに来てください」(堀さん)
現在は、歩いて見学できるウオーキングサファリ内に専用の観覧スペースを設けており、目の前で観察できる。この時期しか見られない、茶褐色でモコモコな赤ちゃんに会いに行こう。
















