動物園で推し探し パンチ君だけじゃない!かわいさたっぷり希少動物図鑑(後編)

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アムールトラ(絶滅危惧種)兵庫・神戸市立王子動物園

 ネコ科最大の動物であるアムールトラは、中国東北部からシベリアに生息し、野生の個体数は約400~500頭と推定されている。数を減らした理由は、大規模開発による生息地の減少に加え、漢方薬や毛皮目的の密猟だ。

 神戸市立王子動物園は1976年に国内で初めてアムールトラを飼育した施設で、77年には国内初の出産で繁殖賞を受賞。いままでに15頭もの繁殖に成功している。現在はレーニャ(メス)とミシュカ(オス)のペアが人気だ。

 飼育員の梅元良次さんは、2頭の相性について「ミシュカは経験も豊富で、紳士的です。メスにやさしいので、相性は悪くない」と話す。

 今春には1週間弱というメスの発情に合わせ、積極的にペアリングに取り組んだ。妊娠期間は100日前後。もし成功していれば、夏ごろにはかわいい赤ちゃんの姿を見られるかもしれない。

 観察時のポイントも教えてもらった。

「現在は午前にメス、午後にオスを出す交互展示です。部屋から出てすぐはニオイを嗅いだりして活発に動きます。暖かくなると水浴びをするミシュカを見られるかもしれません」(梅元さん)

 より活動的なのはミシュカ、じっくり観察できるのはレーニャだそうだ。性格の差を見比べるのも面白いだろう。同園の円形猛獣舎は、ネコ科ヒョウ属・オオヤマネコ属の5種。

「2階にも観覧通路があり、上からも獣舎を見下ろせる仕組みなので、動物が見えない場合は2階に上がると大抵見つけられますよ」(梅元さん)

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