著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

たった30分の外出 電気代をケチった代償は大きい

公開日: 更新日:

 財布を出してスムーズに済ませたいタイミングで新たな手間を割り込まされ、後ろの行列のプレッシャーと相まって脳がフリーズしてしまう。

 こうした数々のトラップを突破し、重い荷物を抱えてようやく帰宅。ドアを開けた瞬間に迎えてくれるのは、たった30分の留守の間に電気代をケチって電源を落としたがためにつくり出された、サウナのように熱気と湿気が充満した逃げ場のない灼熱地獄である。

「誰もいない部屋を冷やすなんてドブに捨てるようなものだ」とケチった代償として、帰宅直後の強烈な不快感に体力が奪われる。

 そして、やっとの思いでキッチンに立ち、買ってきたカップ焼きそばを作ろうとしたその時、ふと、あの文言が目に飛び込んでくるのだ。

 力任せに引っぱったところで、もちろんビクともしない。最後はハサミを取り出しながらこう叫ぶのだ。

「毎回毎回、なんでこうもイライラさせられなきゃいけないんだ!」

 ただ、本当に「キレて」しまったのは、ソースの袋の端っこではなく、たった30分の外出と灼熱の部屋、そして数々の不条理なトラップによって限界を迎えた、私の神経の方だったのかもしれない。

「こちらさまはいつでもキレます」って……笑。

【連載】シニアのためのマネー講座

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  3. 3

    反町隆史「GTO」は視聴率3%台に…同じ“復活作”でも「プラダを着た悪魔2」と明暗分けた大きな違い

  4. 4

    高市首相が改造人事で払わされる代償…消費減税めぐり麻生副総裁の「要望」を一蹴していた

  5. 5

    故・可愛かずみさん結婚直前“謎の死”から27年…親友・川上麻衣子の投稿で思い出されること

  1. 6

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  2. 7

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    高市首相がノー天気「物価高対策」X投稿で“赤っ恥” GDP3期プラスでも個人消費「低迷」の深刻度