二木啓孝
著者のコラム一覧
二木啓孝

1949年生まれ。鹿児島県出身。明大中退。日刊現代ニュース編集部長を経て、日本BS放送取締役・解説委員。

ゲスト 加来耕三さん<中>心の豊かさを優先させる生き方をすれば社会は変わる

公開日:  更新日:

二木 戦前、日本が戦争に突き進んでいった中で、軍部の暴走はもちろんですが、提灯行列などで軍部の背中を押した国民の熱狂という側面も見逃せません。歴史的にみても、日本人は熱しやすいのでしょうか。

加来 理論的に物事を考えていないから情緒的になり、ムードに流されやすいのです。日中戦争勃発で軍需景気に沸くと、国内世論は戦争一色になり、大新聞があおり立てたことで、多くの国民は抑制が利かなくなってしまったのです。情緒的な国民性は、戦後も変わっていません。1960年代から70年代にかけて、任侠映画が大人気となりました。やくざの“いい親分”が殺され、その後もその組織は嫌がらせを受けます。最後にもうガマンできない、と主人公が相手のところへ、負けるのが分かっていながら乗り込んでいく。その姿勢が観客に受けたのです。このメンタリティーがまさに、日本人そのものですよね。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  2. 2

    また仰天答弁…桜田五輪相は地元も見放した“柏の出川哲朗”

  3. 3

    豊洲市場開場から1カ月…腐敗臭に続きの床が「穴」だらけ

  4. 4

    “原爆Tシャツ”波紋のBTS 「紅白落選」の影響と隠れた本音

  5. 5

    BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

  6. 6

    宮沢りえホクロ取って正解? 鑑定歴25年の占い師に聞いた

  7. 7

    日米野球で打率4割 SB柳田“33歳でメジャー挑戦”の現実味は

  8. 8

    キムタクと2ショット解禁 コウキ操る静香のシタタカ戦略

  9. 9

    鼻を突く生臭さ…豊洲市場の内外で漂い始めた「腐敗臭」

  10. 10

    巨人“台湾の大王”王柏融スルーは広島FA丸取り自信の表れ

もっと見る