シェリーめぐみ
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シェリーめぐみジャーナリスト、テレビ・ラジオディレクター

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

トランプ大統領就任で大きく揺れる妊娠中絶の可否

公開日: 更新日:

 トランプ米大統領が就任した翌日、米国と世界各都市で「ウイメンズ・マーチ」と呼ばれる抗議行動が同時開催されました。推定参加人数は、米国だけで300都市320万人。男女や人種間の不平等、環境、移民問題など多くの問題の中でも目立ったメッセージが「妊娠中絶を違法にするな」でした。

 以前もお伝えしたように、妊娠中絶は1973年に合法化されて以降、常に「政治の道具」として扱われてきました。リベラルの民主党は中絶に賛成(プロチョイス)。逆に保守派の共和党は反対(プロライフ)。選挙のたびにその是非をめぐって戦いが繰り広げられてきました。

 そして今、中絶には絶対反対の共和党トランプ新大統領が誕生。多くの保守州で中絶が違法になる可能性が強まってきたため、プロチョイス派の抵抗運動も激しくなっています。

 プロチョイスとはいえ中絶を奨励しているのではなく、「望まない妊娠や経済的に困難な中での出産は本人にも赤ちゃんにとっても不幸。そもそも自分の体のことは、自分が決める権利がある」というのが論点です。

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