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セリナ
著者のコラム一覧
セリナ

1987年、長野県出身。私立トップの有名大卒。デリヘル「ロボットデリヘル」所属。歌舞伎町ナンバーワン風俗嬢。子宮がんが肺とリンパ節に転移し、現在ステージ3を闘病中。

<14>気を使って遊ぶお客さんを満足させ、自分も満足していた

 子宮にがんがみつかり、それがリンパにまで転移して半ば強制的に性風俗の表舞台から降りて、そろそろ2年となる。私は今、歌舞伎町でデリヘルの店長をやっている。前回書いた、同じ風俗の世界で仲良くなった同年代の男と立ち上げた店だ。店の名前は「ロボットデリヘル」。「キャストに気をつかう必要はありません、だって相手はロボットなんですから」というコンセプトを掲げている。女の子が喋るか喋らないか、受け身か積極的かを事前に設定できるシステムだ。

 幸いなことに、オーナーの彼も私もデリヘル経営なんて全くわからないで始めた割には、そこそこうまくいっている。新しいお店が生き残る確率は1%といわれる業界において、何となく生き残って、ご飯を食べさせていただいているのだから、ありがたい。

 女の子が喋るか喋らないかは、プレー中いつでも変更できるから、お客さんの半分くらいは喋らないプレーを楽しみ、残り時間をお喋りして過ごす。巷には、風俗に行ったけれども、女の子と会話が盛り上がってしまい、「エロいことしよう」と言い出せず、満足にサービスを受けられなかったという経験をもつ男性も多いらしい。開店当時、よく来てくれたお客さんAさんの経験談を思い出す。

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