二木啓孝
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二木啓孝

1949年生まれ。鹿児島県出身。明大中退。日刊現代ニュース編集部長を経て、日本BS放送取締役・解説委員。

ジャーナリスト・津田大介さん<下>

公開日:

二木 3年前にお目にかかった時よりもはるかにお忙しそうですね。

津田 そうですね、3倍ぐらい忙しいですかね。早稲田での授業が週2回、ラジオ、CS番組のキャスター、週刊誌、新聞の連載がレギュラーの仕事で、あとはメルマガの執筆です。それと、愛知県で3年に1度開催される現代アートの祭典「あいちトリエンナーレ2019」の芸術監督を引き受けたので、週イチのペースで名古屋に行っています。現代美術の祭典なのでテーマを決めて、それに沿う作品を美術作家につくってもらい展示するという仕事です。

二木 トリエンナーレのテーマは何ですか。

津田 テーマは「情の時代 Taming Y/Our Passion」です。情という言葉には、感情(感覚によっておこる心の動き)、情報(本当のこと)、情け(人情、思いやり)という3種類の意味があります。トランプ大統領がなぜ誕生したのか考えたとき、いま、ネットの情報によって感情を動かされ、ポピュリズムが盛り上がってしまっている。そういうことに世界中が悩んでいます。そこをどう解決すればいいのかを考えていて、たとえば敵対する関係でも相手が倒れていれば手を差し伸べる。それが情けですよね。複数の意味を持つ情という単語をキーワードに展開して、どんな作品をつくれるのか、ディスカッションしています。面白いけど大変ですね。

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