1000円の料金とミニスカートでキャバレーはたちまち評判に

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 キャバレー「ウラシマ」チェーンの第1号店は、JR「鴬谷」駅前の2階建て木造家屋を改装してオープンした。

 それまでバーなど数年に及ぶ水商売の経験を持っていた。だが、三浦稔さんにとって、ホステス70~80人を採用した初めてのキャバレー経営である。

 開店した1968(昭和43)年はマイカー時代が定着するなどいざなぎ景気の真っ最中で、TVの「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」という丸大食品のCMが流行語になっていた。世の中全体がイケイケであった。

 開店30分前の午後6時、フロアに全ホステスが集められ「点呼」の後、マイクを握って三浦社長が舞台の上に立つ。会社で言う朝礼である。

「水商売も立派な企業です。誠実な気持ちで仕事をこなしてください。店則を申し上げます。男女従業員の恋愛、または恋愛と認められる行為を禁止にします。退店者(お客)との交際も慎むこと……」

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