親しくしていた教授の思いがけない後押しで夜の世界へ

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「日本全国に、乙姫様が接待する竜宮城を築きたい」――。1951年、日大芸術学部に通学していた学生時代、こんな遠大な理想郷を描いた三浦稔さん(埼玉県所沢市在住)は、アルバイトを夜の世界に求めた。

 東京・銀座の純喫茶を皮切りに、新宿のキャバレー「処女林」のボーイになる。このとき、当店で支配人を務めていた人物が、後に「銀座ハリウッド」を開くキャバレー王の福富太郎氏(2018年没=享年86)だった。

 福富氏の薫陶を受け、店のトイレ掃除に始まり、客との対応、ホステスの管理やキャバレーの経営学を体得していく。

 昼はダンスホールで、夜はキャバレーという店の営業で、店内を毎日、コマネズミのように動きまわった。

 やがて、そつがない仕事ぶりが認められてボーイ長に昇格。大学をさぼっての仕事だったが、その割には給料が安い。

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