「パラサイト」で話題沸騰 妻がねだる“時計回り愛撫”の謎
「第92回アカデミー賞」で英語以外の映画として初の作品賞を受賞した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)の快進撃が止まらない。
2日に公表された映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、同映画は3週連続で首位を獲得。累計動員数は272万人で、興行収入は37億円を突破した。
貧困家庭の一家が少しずつ裕福な家庭の中に入り込む──といった描写を通じ、韓国社会の格差をあぶりだした社会派の映画なのだが、視聴後に必ずといっていいほど話題になるシーンがある。暗いリビングのソファで寝ていた美人妻(チョ・ヨジョン)が、自分の胸をまさぐり始めた夫の愛撫に甘い吐息を漏らしつつ、「時計回りで……」と要求する場面だ。
「女性の胸の愛撫はなぜ、『時計回り』じゃなくちゃダメなのか。『反時計回り』では女性は気持ちよくないのか。映画を見ている間中、ずっと気になりました」(20代の会社員男性)
元AV女優で脚本家の神田つばき氏は「あくまで個人的な感想ですが」といい、こう続ける。