「新宿で感染」SNSデマ 新型コロナで東京の風俗店が悲鳴
【潜入ルポ】大塚も新宿も五反田も吉原も…
「リーマン・ショックよりひどい!」――。来店客が激減した風俗店の店長が悲鳴を上げている。コロナ感染を怖がって客が減ったところに政府がテレワークを推進したため、さすがにフーゾク好きも自宅に閉じこもっているのだ。
実態を知るために先週、東京・大塚のピンサロに潜入! 夜8時半なのに8つある席に客はたったの2人だった。女の子は「先週からずっとこの調子。1日に1万円も稼げない」とボヤいてた。記者が店内にいた20分の間に次の客は入ってこなかった。
ヘルスはどうなのかと4日の夜9時ごろ、新宿の店舗型ヘルスに入ったところ、人気店なのに、待合室には30歳前後の男性客が1人いるだけ。女の子に聞くと「お客さん? コロナでがたんと減った。みんなテレワークで家にいるみたい」との答え。受付近くの個室で1時間ほど様子をうかがうと、新規の客は2人しか入ってこなかった。帰りに男性スタッフに聞いたら、「この10日ほど、お客さんは3~4割減。女の子は通常通り7人待機していますが、稼げないのでかわいそうです」とのこと。
コロナ騒動でフーゾク嬢が逃げ出したという噂が流れたが、女の子はシフト通りに店に出ている。それは他の店でも同じだ。大塚の出張型性感エステの店長が言う。