私的空間「家庭内禁煙」に踏み込んだ寝屋川市条例の危うさ

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 全国で2例目となる「家庭内禁煙」に踏み込んだ大阪・寝屋川市の「子どもの健やかな成長のための受動喫煙防止条例」が今月1日から施行された。その第1条に〈子どもの健康を受動喫煙の悪影響から保護するための措置を講ずることにより、子どもの健やかな成長に寄与するとともに……〉といった目的が書かれている。

 趣旨はもっともで、誰も異存はないだろう。問題は以下の条文だ。

<第6条 2 家庭等においては、子どもと同室の空間で喫煙をしないようにしなければならない>

<第7条 子どもが同乗している自動車の車内においては、喫煙をしないようにしなければならない>

■罰則なく努力義務だが、私的空間への介入は行き過ぎとの批判

 私的な空間の行為にまで法の規制で行動を制限しようというのである。制定前に市が公募したパブリックコメントには<プライベートな空間まで条例で制限を設けることは行き過ぎだと思う>(5件)などの反対意見が寄せられた。これに対する市の考え方はこうだ。

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