歴史的転換点に立つ大阪市の喫煙規制(1)路上喫煙防止条例改正案が成立、来年1月から市内全域禁煙化

公開日: 更新日:

 当然だろう。喫煙禁止エリアを大幅に拡大し、市民等の喫煙の自由を大きく制限するのだから、分煙施設の整備は待ったなし。閉鎖型に限らず、開放型も含めて拡充に努めていくべきだ。

 その分煙施設の整備状況はどうなっているのだろうか。市議会本会議(2月29日)で今後の喫煙所整備について、大阪維新の会の野上らん氏が代表質問で取り上げた。それに対する横山英幸市長の答弁はこうだ。

「路上喫煙防止対策には局横断的なプロジェクトチームを立ち上げており、その体制下で新設120カ所、改修整備20カ所の計140カ所の喫煙所を確実に整備してまいります」と従来通りの回答をしたうえで、「来阪者の大幅な増加が見込まれる万博開催期間中の暫定的な喫煙場所の確保や、民間事業者が喫煙所整備をしやすい方策を検討し、実効性確保のための取り組みを進めます」と一歩踏み込んだ姿勢を見せた。

 来年1月の市内全域路上喫煙禁止となると残された期間は9カ月。ところが、分煙施設整備のペースは遅い。

 3月7日の建設港湾委員会で大阪維新の会の金子恵美氏が「今年度の喫煙所整備の進捗状況、具体的な整備見込み数を含めてお答えください」と市当局にただした。環境局の担当課長の答弁に愕然とした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    Number_i「100億円プロジェクト」始動 矢沢永吉も壁にぶつかった世界進出がいよいよ現実に

  3. 3

    大和ハウスが「新築戸建て住宅」販売を都市圏に集約…もやは地方で売るのが難しくなった背景

  4. 4

    クレイジーケンバンド横山剣さん「五木寛之さんからいただいた歌詞は、すぐにメロディーが思い浮かびました」

  5. 5

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  1. 6

    巨人・戸郷翔征が試合ブチ壊し! 桑田真澄前二軍監督が去り、漂う「万策尽きた感」

  2. 7

    日本ハム助っ人レイエスに「70万ドル請求訴訟」 タティスJr.も敗れた“収入10%契約”の落とし穴

  3. 8

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  4. 9

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  5. 10

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです