レイプ通報→逆恨み→殺害した鬼畜の所業…テネシー州での残虐極まりない事件に全米注目
米国でレイプ被害を通報した女性が、レイプ犯から残虐極まりない方法で殺害された事件で、犯人の終身刑が確定。改めて注目が集まっている。
殺害されたのは、テネシー州ノックスビルに住むダニシュカ・メヒアさん(22)。昨年4月、知人のラタワイン・オズボーン(40)宅で飲酒後、寝込んでいたところをレイプされた。ダニシュカさんは4月4日に警察に被害を報告。検査でオズボーンのDNAが確認され、暴行の証拠が立証された。
オズボーンはこれを逆恨みし、翌5日、共犯者2人とともにダニシュカさん宅に押し入り、彼女を銃で脅して地下室に連行。フェンタニル、ヘロイン、コカインなどを強制的に摂取させ、意識を失わせた後、首を絞め、ゴミ袋をかぶせ、顔と頭を殴打。最終的に銃で射殺したという。まさに鬼畜の所業だ。
その後、オズボーンは逮捕され、今年6月2日に第1級殺人などで有罪を認め、司法取引により終身刑が確定。殺害の共犯者2人の裁判は、今年9月に予定されている。
ダニシュカさんはコスタリカ出身のダンサーで、正義感が強く、ホームレスの人々に食事を配るなど、優しい性格の女性だったという。レイプ被害者が報復を受けるリスクを浮き彫りにした本事件の主犯に刑が確定したことで、被害者保護の課題が改めて議論されている。