三菱自の燃費不正で被害者顔 “共同開発”の日産に責任は?

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 三菱自動車による燃費データ不正をめぐり、日産自動車とのバトルが激化している。26日会見した三菱自の相川哲郎社長は、「誤った数字をもとに購入させて申し訳ない」と平身低頭ながらも、「実務の仕事で、担当部署しか感知できなかった」とどこか他人事。怒り増幅はOEM発注する日産も同様で、カルロス・ゴーン社長が「ビジネスマンらしき決定を下す」と宣告した通り、補償交渉は熾烈を極めそうだ。

 三菱自が燃費データをチョロマカし始めたのは1991年。法令違反の試験方法で計測した上、問題の4車種については社内目標に合わせて机上で算出したデータを盛り込んで改ざんしていた。

 経済ジャーナリストの大山功男氏はこう言う。

「三菱自は回避を図っていますが、国交省は買い取りを求めています。排ガス規制逃れがバレた独フォルクスワーゲン(VW)は、米国で不正車両の買い取りで合意したと伝えられている。三菱自はVWよりも悪質ですから、同様のペナルティーを科されても当然。ただ、対象車が62・5万台に上り、中心価格帯は約130万円。半値買い取りでも費用は4000億円程度に膨らむ。ほかの補償も積み上げれば債務超過は必至です」

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