MRJ納入5度目の延期へ 原因は“三菱の体質”のせいなのか?

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 もう5度目。内外からタメ息が漏れている。三菱航空機が開発している国産初の小型ジェット旅客機、三菱リージョナルジェット(MRJ)の納入延期問題。親会社の三菱重工の宮永俊一社長は先週、「(2018年半ばの初号機の納入は)守れると言える状況にはない」と明らかにした。さらに、「開発に想定外のコストがかかり、費用はもっと膨らむ」とも。

 MRJは開発の遅れから、初号機の納入は当初の13年から再三延期。昨年12月に4度目の遅れを発表し、今年まただ。

「MRJの開発費は当初予定の2倍を超える3300億円以上とされ、そのうち500億円以上を国が負担している。当面の受注目標は1000機ですが、現時点では目標の5割にも満たず、そのうち半数はキャンセル可能です。これ以上、延期すれば、競合他社の攻勢も強まっていますし、受注に悪影響が出ることは避けられそうにありません。その上、開発コストがかさむことになれば、いよいよ“採算割れ”が現実味を帯びてきます」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)

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