ホリエモンも参戦 個人発行の“株式”「VALU」は儲かるのか

公開日: 更新日:

 手を出して本当に大丈夫なのか――。ホリエモンも参戦している新しい“バーチャル取引”が、「簡単に儲けられる」と注目を浴びている。一言でいうと、個人が発行する“株式”のようなもので、「VALU(バリュー)」と呼ばれるものだ。ネット上で取引されている。

 ベンチャー企業「株式会社VALU」が5月31日から運営を始め、フェイスブックアカウントさえあれば、誰でも「VALU」を発行することができる。個人が資金集めのために「VALU」を発行し、“投資家”側は、発行者に魅力を感じれば、「VALU」を購入するシステムである。ただし、一般の株式投資とは違って、リターンは配当金などではなく、「発行者と一対一で会談できる」などといった「特典」である。

「VALU」の取引は、仮想通貨「ビットコイン」で行われる。発行者には元ライブドア社長の堀江貴文氏も名を連ね、堀江氏の「VALU」単価は日本円で28万円超で、時価総額はナント、28億円超に上る。

 最初の「VALU」単価はフェイスブックの友達数に応じて、運営会社が自動的に決め、株式と同じように「買い」が入れば、VALU単価は上昇するが、買い手が現れなければ上がらない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?