小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

「TATERU」業務停止で…西京銀行に“第2のスルガ銀”の懸念

公開日: 更新日:

「スルガ銀行のようにならなければいいのだが」。メガバンクの幹部がこう懸念するのは山口県に本店を構える西京銀行だ。保守的な銀行界にあって、いち早くインターネット銀行構想をぶち上げたり、女性副頭取を起用するなど、他行の先を行く斬新な経営で知られる地方銀行だが、積極的な首都圏進出と不動産事業者向け融資の拡大に、思わぬ落とし穴が待ち構えていた。

「TATERU」。国土交通省が今、行政処分を検討している東証1部上場の大手不動産事業者だ。アパートの施工、管理が中心業務だが、建設資金の借入希望者の預金データを改ざんしていたことが発覚、国交省から近く業務停止命令を受けるとみられている。21日には宅地建物取引業法に基づく聴聞が開かれ、同社の古木大咲社長が謝罪したが、同時に代理人弁護士は「業務停止処分ではなく、指示命令を求める。業務停止となればオーナーも空き室リスクが生じ、ローンの返済ができなくなるかもしれない。(業務停止命令を受けると)当社の存続が極めて厳しくなる」と穏当な処分を求めたほどだ。

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