ネット集客が武器 “熊本発”注文住宅メーカー「Lib Work」
注目されたFOMC(米連邦公開市場委員会)では、政策金利を0・25%引き下げと市場の予想通りでしたが、パウエルFRB議長の長期的な利下げの始まりではないとの発言からNYダウは大幅下落。しかし、追加利下げにも含みを持たせた発言もあったので、市場の動揺はすぐ収まり、今後は個別銘柄により注目される展開となりそうです。東京株式市場も、今週は20年3月決算企業の第1四半期決算発表のピークとなり、個別銘柄の業績発表に一喜一憂する相場展開が続きそうです。
今回は、今週末の8月9日に好決算発表が期待できそうな銘柄をご紹介しましょう。
熊本県・福岡県が地盤の注文住宅メーカーのLib Work(1431、東証マザーズ=投資金額約12万円)です。熊本大学の大学院生だった瀬口力社長が25歳の若さで実家の熊本の小さな工務店の社長となったことから、急成長した企業です。
その武器は、「インターネット」を使って「家を売る」ことです。住宅メーカーは、新聞折り込みなど多額の広告宣伝費をかけ、コストのかかる住宅展示場に集客して顧客を獲得しています。