超割安水準「コプロ・HD」建設業向けの人材派遣で急成長
米国株式市場で、NYダウ、S&P500株価指数、ナスダック指数の主要3指数が揃って、史上最高値を更新後は若干一服状況です。ドル円が107円台の円高傾向で、日本株は上値の重い展開が続いています。今後は、ドル円相場や、海外株式の相場動向に左右されにくい内需関連の新興市場銘柄に分がありそうです。
今回ご紹介するのは、今年3月に東証マザーズに新規上場した建設エンジニア・プラントエンジニアのアウトソーシング事業をメインビジネスとするコプロ・ホールディングス(7059、東証マザーズ=投資金額約21万円)です。
人材派遣ビジネスは、自社で正社員として雇用した人材を派遣して、派遣先からもらう派遣料と、従業員に支払う賃金の差が主な収益源です。だからこそ、人材確保が大切な経営課題です。建設業界は、業界全体の施工管理者の高齢化と働き方改革での残業減少で、空前の人手不足です。来年に東京五輪を控え、首都圏を中心に建設現場での施工管理者需要は旺盛で、大手ゼネコン5社向けなどに人材派遣を拡大しています。