小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

3トップの人間関係は最悪? 日本郵政の立て直しは前途多難

公開日: 更新日:

 不祥事が立て続けに露呈した日本郵政グループ。かんぽ生命では新旧契約の重複加入による保険金の二重徴収や、顧客を一時的に無保険の状態に置くなど、18万件を超す契約で顧客に不利益を与えたことが判明している。一連の不適切な販売の背景には、過剰なノルマと営業を奨励する手当があることは明らかで、「郵便局の支店では、各店独自の評価制度があり、中には販売実績に応じて社員を星の数で5段階に分け、優秀な成績者は旅行やパーティーに招かれる一方、成績が振るわない社員は研修受講が課されるところもあった」(関係者)という。

■営業手当廃止にも課題

 日本郵政グループは、立て直しに向けこれらノルマや営業手当を廃止する意向だが、事はそう簡単ではないようだ。

「渉外担当者の年収に占める営業手当の割合は中央値で25%、多い職員では5割を超えるケースもある」(関係者)というのだ。年収が急減する職員には補填も考えなければならない。

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