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中江滋樹「投資ジャーナル」元会長

「投資ジャーナル」元会長。1954年、滋賀県近江八幡市生まれ。県立彦根東高校卒業。一時「兜町の風雲児」として注目されたが、1985年、7000人余りから580億円をだまし取ったとされる詐欺事件が発覚。首謀者として逮捕され、懲役6年の判決を受ける。その後、表舞台から姿を消し、一時死亡説も流れた。

マスコミの動きで逮捕を察知 海外逃避先で家宅捜索を知る

公開日: 更新日:
中江滋樹氏(C)日刊ゲンダイ

 快進撃を続けてきた投資ジャーナルと中江滋樹。その行く手に暗雲が垂れ込み始めたのは昭和59年だった。この年の2月ごろから関東電化が急落し始め、各証券会社も中江銘柄の取り扱いを自粛するようになる。そして7月になると、中江の周りにマスコミ各社の姿が目につくようになっていた。

「… 

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