中江滋樹
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中江滋樹「投資ジャーナル」元会長

「投資ジャーナル」元会長。1954年、滋賀県近江八幡市生まれ。県立彦根東高校卒業。一時「兜町の風雲児」として注目されたが、1985年、7000人余りから580億円をだまし取ったとされる詐欺事件が発覚。首謀者として逮捕され、懲役6年の判決を受ける。その後、表舞台から姿を消し、一時死亡説も流れた。

証券界に名前が広まり いよいよ目白で田中角栄と面談

公開日: 更新日:

 関東電化に続いて日本曹達、日本板硝子と株価の上昇を的中させるが、中でも大相場になったのは、青木建設だった。

「スプーン曲げのユリ・ゲラーを招いてパーティーをやった。青木建設の社長と娘さんが来ていて、娘がユリ・ゲラーに会いたいというのでセッティングをした。後日、社長がお礼といって、内緒で幹事証券にもまだ話していないが南米で金を掘り当てたと教えてくれた。その話を聞いて300円台だった青木建設を買いまくって最終的には300万株くらいやった。十数億円の儲けはあったと思う」

 証券界に中江の名が広まったころ、政界のドンといわれていた田中角栄元総理と会う機会を得た。仲介したのは、泰道三八コスモ信用組合理事長。目白の田中邸の応接室で面談をした。

「田中先生はワイシャツ姿で先生のテーブルに金色の亀の置物があった。先生がその亀の首を押すと、チンと鳴り、秘書が飛んで来て、秘書に指示を与えていた。ボクは、まだ若造で好奇心の塊だから、この国の政治の裏には何があるのでしょうかと聞くと、先生は、『君、ここだよ、ここでこの国のすべてが決まっている、国会じゃない』と言われ、すごい迫力を感じた」

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