故宮で贋作販売? 騙された日本人旅行者が生々しく証言

公開日: 更新日:

【読み切りドキュメント】美術商の事件簿(下)

▽前号のあらすじ 中国・北京の「故宮博物院」で、日本人観光客が購入した陶器と鑑定書が次々と私の骨董店に持ち込まれた。しかし、すべて贋作だ。これは国家的詐欺事件なのか。話を聞いた知り合いのテレビ局ディレクターの小俣が興味津々、取材に動き始めた。

 息を切らしてテレビ局の小俣がやって来た。スーツ姿の大男とカメラマンも一緒だ。小俣が「ベイやん」と呼んでいた男は「二瓶」と名乗り、同じ報道局のディレクターだった。

 骨董品が並ぶ店内には別の客もいた。私は、待たせていた男性客と小俣たちを、店に隣接する事務所へ連れて行った。ここの応接間なら静かで撮影にもうってつけだ。

 挨拶がすんで、二瓶と小俣が、恰幅のいい経営者風の男に矢継ぎ早に質問を浴びせている。おおよそはすでに知っていることなので、私は席をはずし、店に戻った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞子さまへ一時金1億5千万円「支給するな」は法律的に暴論

  2. 2

    眞子さま婚約破談の危機 問題の400万円をなぜ誰も処理せず

  3. 3

    菅首相が墓穴…長男に就職時「総務省と関わるな」と釘刺し

  4. 4

    秋篠宮家を守る官僚や取り巻きの危機管理はマヒ状態

  5. 5

    身内調査は笑止千万 菅長男“ハレンチ接待”裏側と今後<上>

  6. 6

    山口俊がジャイアンツと契約も 巨人に“7月出戻り”復帰の目

  7. 7

    体調心配な菅首相に異変…“鉄壁のガースーヘア”にも綻びが

  8. 8

    山口組が弱体化する一方で弘道会は強化された警察の“誤算”

  9. 9

    菅長男の総務省接待は「贈収賄の可能性あり」元検事が指摘

  10. 10

    小室圭さん結婚強行で「税金ドロボー」の声に逆転の秘策

もっと見る