重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

大揺れ三陽商会 大株主に突き付けられた身売り勧告の内幕

公開日: 更新日:

 業績不振に喘ぐアパレル大手、三陽商会の経営陣に“斬奸状”が突き付けられた。アクティビストとして知られる投資ファンドで、2位株主の米RMBキャピタルから「身売り」を勧告されたのだ。

 RMBは発行済み三陽商会株の5%超を持つ。昨年12月に同社が三陽の取締役会に宛てて送ったとされる書簡によると、三陽の経営陣は3度にわたる希望退職の実施や店舗削減などリストラに踏み切りながら、いまだ業績を回復させられないばかりか、最近では多額の広告宣伝費をつぎ込んで新ブランド投入など再拡大路線に舵を切り、資本基盤を劣化させているなどと指弾。

 このままでは従業員のモチベーションが低下し、有形・無形の資産価値が大きく毀損してしまうと訴えて「戦略的パートナーへの会社売却を検討すべきだ」と要求している。

「戦略的パートナー」の具体名には言及していないものの「大きな資本力を持ち、高いシナジーを期待できる相手」と示唆。事情通によると、三陽の事実上の筆頭株主で、三陽が展開する紳士服ブランド「ポール・スチュアート」のライセンスを持つ三井物産や2018年9月に再上場した業界最大手、ワールドなどを視野に入れているらしい。

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