有森隆
著者のコラム一覧
有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

加森観光<下>「リゾート再生王」加森公人会長の汚れた晩節

公開日: 更新日:

「観光カリスマ」「リゾート再生請負人」。IR汚職事件の贈賄罪で在宅起訴された加森観光の加森公人会長(76)は、周囲からこう評される。

 1968年、学習院大学経済学部を卒業後、父親の勝雄氏が第三セクター方式で創業した登別温泉ケーブルに入社。登別は太平洋に面しているため夏には霧が発生し、原生林や太平洋の眺望を売り物にしているロープウエーを利用する客が途絶えてしまう。そこで山頂に「のぼりべつクマ牧場」をオープン。ヒグマに芸を覚えさせ観光客を呼び込んだ。

 それでも、寒さの厳しい北海道の冬にはクマ牧場の来場者は激減する。冬場の売り上げを確保するために81年、父親とともに加森観光を設立。後志管内留寿都村にある大和ルスツスキー場を買収。ルスツリゾートに衣替えして加森観光が運営した。

 スキー場だけでは採算がとれないと考えた公人氏は遊園地を併設した。だが、北海道にある遊園地は夏を中心とした半年しか稼働できないという制約がある。そこで、ほとんどの遊具を中古で購入し、遊園地を世間相場の半値で造り上げた。

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