著者のコラム一覧
伊藤博敏ジャーナリスト

1955年福岡県生まれ。東洋大学文学部哲学科卒業。編集プロダクション勤務を経て、1984年よりフリーに。経済事件などの圧倒的な取材力では定評がある。数多くの週刊誌、月刊誌のほか、現代ビジネスなどウェブニュースサイトにも寄稿。主な著書に「許永中『追跡15年』全データ」(小学館文庫)、「『カネ儲け』至上主義が陥った『罠』」(講談社+α文庫)、「金融偽装─米国発金融テクニックの崩壊」(講談社)、「黒幕」(小学館)などがある。

世界を襲う新型コロナ危機 始まった日米中「治療薬戦争」

公開日: 更新日:
中国・河南省の疾患予防コントロール・センターで、抗エボラ出血熱「レムデシビル」で、抗新型コロナウィルスの最終段階臨床実験を行う研究員(2月6日)/(C)ロイター/新華社

 新型コロナウイルスに対する最大の不安は、治療薬もワクチンもないことである。薬の承認に至る臨床試験には、長い年月がかかり、今回のコロナウイルスは「新型」なので、とても間に合わない。だが、「代用」はある。インフルエンザやエボラ出血熱などの他の抗ウイルス薬が有効な場合だ。

 そ… 

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