新型コロナ禍で東京市場大荒れ…GPIF大損で年金が消える

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 新型コロナウイルスの大流行で世界同時株安の様相である。9日も東京市場は暴落した。気がかりなのが年金だ。年金資金を株に投資しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、大損を食らっている可能性が高い。

 9日の日経平均株価は約1年2カ月ぶりに2万円を割り込み、前週末比1050円安の1万9698円と大幅安で引けた。コロナ禍と原油の大暴落に加え、急激な円高が株安の原因だ。

 先週末は1ドル=105円台だったが、一時、101円台に突入し、その後は102円台で推移している。12月の日銀短観によると、大企業製造業の19年度下期の想定為替レートは106.90円。輸出企業は大打撃だ。

 日経平均株価は、わずか10営業日で3600円以上も下落している。この先、株価はどうなるのか。市場は、悲観一色となっている。なにしろ、向こう30日間の米株式市場の予想変動範囲を示す「恐怖指数」は、9日に60を突破。1997年のアジア経済危機や2001年の米国同時多発テロのレベルを上回る。

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