かんぽ生命1年3カ月ぶり営業再開 課題抱え前途多難な船出

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 日本郵政グループは5日、傘下のかんぽ生命保険の営業を約1年3カ月ぶりに再開した。昨年夏に表面化した保険商品の不正販売をめぐる調査では、これまでに約3700件の法令・社内規定違反が判明し、本社役員を含む約1200人を処分した。最近ではゆうちょ銀行での貯金不正引き出し問題も発覚。多くの課題を抱え、前途多難な再出発となった。

「一人ひとりのお客さまに寄り添う」。日本郵政は5日、全国各地の郵便局で顧客に手渡したチラシや増田寛也社長の社内向け動画メッセージで「顧客本位」の事業運営への決意を強調した。

 ところが、昨年2~3月にゆうちょ銀の顧客1人が貯金約420万円を電子決済サービスを経由して不正に引き出され、補償にも応じていなかったことが5日に判明。顧客本位には疑いの目が向けられる。

 かんぽ生命の不正販売では、営業目標達成のため高齢顧客への虚偽説明や保険の多重契約などが横行していた。日本郵政グループは3カ月の一部業務停止命令を受け、グループ3社のトップが引責辞任する事態に陥った。

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