重道武司
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重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

コロナでゲーセン不調…セガサミー大リストラ決断と今後

公開日: 更新日:

 ゲームセンター運営事業からの撤退や希望退職実施に追い込まれたセガサミーホールディングス(HD)。事業撤退損やリストラ費用の計上を強いられ、21年3月期の最終損益は前期の137億円の黒字から一転、245億円の赤字に転落する。最終赤字は6年ぶりで赤字幅は過去最大。巣ごもり消費拡大の恩恵も実店舗不振の穴埋めには力不足で終わる格好だ。

 セガサミーHDは全額出資の孫会社・セガエンタテインメント(SE)で全国約200店の“ゲーセン”運営を手掛けている。今年12月末までに、そのSE株の85・1%を投資ファンド傘下のゲーセン機器レンタル子会社に売却。これに伴い減損など約200億円を特別損失に計上する。

 SEは20年3月期で売上高406億円。グループ全体の約11%を占めるが、新型コロナの感染拡大による営業自粛・休業などで客足が落ち込み、既存店売上高は4月、5月と8割超の前年割れ。「足元もコロナ前の水準にはほど遠い」(関係者)状態だ。20年3月期ですでに9億円超の最終赤字に陥っており、自社運営継続はさらなる出血を招きかねないと判断した。ただゲーセン向けの業務用機器開発は続ける。

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