渋沢栄一の不思議 なぜ“名を冠した企業”が1社しかないのか

公開日: 更新日:

 渋沢栄一(1840-1931年、享年91)は、生涯で500社もの企業の設立や経営に関わってきた。<別表>のリストはその一部で、そうそうたる有名企業ばかりである。それゆえ、渋沢は「日本資本主義の父」とも呼ばれた。その一方で、NHK大河ドラマの主人公になり、新1万円札の顔に選ばれるまでは、世間での知名度はそれほど高くなかった。なぜか。

 それは「渋沢」の名を冠した企業が極端に少なく、上場企業では「澁澤倉庫」(東京・江東区)1社のみで、それも倉庫業という地味な業種の企業だったことも理由のひとつだろう。

 これが「渋沢銀行」「渋沢ビール」「渋沢ホテル」……と渋沢を冠した一流企業が数多く存在していたら、渋沢栄一の名は全国隅々の子どもにも知られていたはずである。

 なぜ渋沢は、設立した企業がたくさんあるのに自分の名前をつけなかったのだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安倍前政権の反知性主義が「国産ワクチン開発遅れ」の元凶

  2. 2

    マリエの告発に出川哲郎ら事実無根と否定…なぜ今、何が?

  3. 3

    吉村知事がTV行脚で自己弁護 コールセンターに抗議殺到!

  4. 4

    思い出作りの訪米 何もしない首相はいてもいなくても同じ

  5. 5

    今が狙い目!PayPay銀行のキャンペーンで最大4500円ゲット

  6. 6

    池江&松山を聖火最終走に祭り上げ!世論スルーの機運醸成

  7. 7

    世界が称賛 松山支えたキャディーはゴルフの腕前もピカ一

  8. 8

    原発汚染水にトリチウム以外の核種…自民原発推進派が指摘

  9. 9

    都が見回り隊員に大盤振る舞い 日給1万2200円+αは妥当?

  10. 10

    特捜9vs捜査一課長 “お決まり”でも高視聴率の2作品を解剖

もっと見る