ニップン×昭和産業 家庭料理に欠かせない製粉大手を比較
コロナ禍もあって自宅で料理をする人が増えています。パスタを茹でたり、カレーやシチューを作ったり。天ぷらにチャレンジしたお父さんもいるでしょう。
今回は、そんな家庭料理に欠かせない材料を扱う製粉大手の「ニップン」と「昭和産業」の社員待遇を比較してみます。
ニップンと聞いて、「ああ、ニップンね」とすぐ頭に浮かぶ人は案外少ないかもしれません。でも、日本製粉といえばピンとくるでしょう。今年1月、日本製粉はニップンに社名変更しました。源流をたどると、1873(明治6)年設立の官営札幌製粉所(北海道)に遡ります。現在は小麦粉をはじめ、オーマイでおなじみのパスタやパスタソース、調味料、冷凍食品などを扱っています。
昭和産業は1961(昭和36)年に国内初として登場した天ぷら粉がよく知られています。設立は36(昭和11)年。肥料や製油の会社を経営していた伊藤英夫氏が、一大農産加工会社をつくりたいとの思いでスタートさせました。今は食用油や小麦粉、から揚げ粉、お好み焼き粉、ホットケーキミックス、パスタなどを販売しています。