グンゼvsアツギ 下着などインナーウエアの老舗2社を比較
巣ごもりで業績を悪化させている業界はたくさんあります。密になりがちなスーパーやショッピングセンターで売っている下着類も売れ行きはあまりよくないようです。
ただ、自宅時間が増加しているので、ラフな格好で過ごす時間は増えているのかもしれません。外出せずに気軽にアクセスできるネット通販でインナーを購入する人は増加中です。
今回は下着など繊維製品を扱う「グンゼ」と「アツギ」の社員待遇を比較してみます。
グンゼは1896(明治29)年の創業です。京都府綾部市で、地域産業の蚕糸業振興を目的に設立した郡是製絲がスタート。1946年にメリヤス肌着事業を開始し、68年にはパンティーストッキングの生産を始めました。現在はメンズの「BODY WILD」「YG」などを展開し、紳士肌着では首位を誇ります。
アツギは47年の設立。神奈川県海老名市で捕鯨用ロープ、靴下、メリヤス肌着などの製造販売を手掛けました。52年にシームレスストッキングの製造に着手しています。レディースを中心としたラインアップで、現在はストッキングのトップブランドとして知られます。