米国が主導するファーウェイ“包囲網”にドイツは一線を画す

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米中対立に揺れる ファーウェイの今<下>

「ファーウェイの通信設備にはバックドアがある」と騒がれているが、確たる証拠が出てこない。米国も「中国共産党は危険だ、ゆえにファーウェイも危険だ」という論法を念仏のように繰り返している。そんな米国が主導するファーウェイ包囲網だが、ドイツはそれに一線を画している。

 ドイツが警戒しているのは、中国以上にむしろ米国だ。メルケル首相は「ワシントンはもはや信頼できるパートナーではない」(米フォーリンポリシー誌)と考えているようだ。それもそのはず、メルケル首相には、CIA(米中央情報局)の職員によって携帯電話が10年間以上も盗聴され続けていたという悪夢がある。

 ドイツは現在、米国が同盟国に呼びかけるファーウェイ排除に応じておらず、ドイツテレコムの5Gの通信設備にファーウェイ製品が使用されている。米系製品を使っていたドイツの某自動車関連企業の通信設備が、機密漏洩を懸念してファーウェイの通信設備も併用してヘッジをかけているという事例もある。ミュンヘン在住の日本人記者は「2011年以降、メルケル首相は人権派から経済優先派にシフトし、中国を優遇するようになった」と語る。

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