小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

政投銀はタガが外れたのか?ワタミの実質メインバンクに

公開日: 更新日:

「これは本来、日本政策金融公庫の案件なのではないでしょうか。日本政策投資銀行には飲食・宿泊事業の審査ノウハウがあるとは思えないんですが……」

 政府系金融機関OBがこう心配するのは、日本政策投資銀行が居酒屋最大手のワタミに対して決めた劣後ローンなど100億円規模の資金供与だ。劣後ローンは、通常のローンよりも返済順位が低く、企業の資本を補う効果がある。半面、銀行側から見ればリスク度の高い融資となる。「政投銀はワタミの実質的なメインバンクになったようなものだ」(メガバンク幹部)と言っていい。

 政投銀は官邸の意向を受けて3月末からコロナ禍で特に深刻な影響を受けている資本金10億円以上の飲食・宿泊などの事業者向け金融支援策を開始した。劣後ローンの供与はその中心となる施策で、金利は当初の3年間を民間金融機関よりも低い年1%に設定し、4年目以降も最大同3%に抑える。

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