小林佳樹
著者のコラム一覧
小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

JR九州は工業デザイナー水戸岡鋭治サマサマ…豪華列車の旅は中高年の垂涎の的に

公開日: 更新日:

友近・礼二(中川家)の妄想トレイン」(BS日テレ)が中高年に人気を博している。毎回、鉄道好きのゲストを迎え、理想の旅をひたすら妄想する新感覚な紀行番組だ。鉄道・温泉・グルメなどなど、取り上げられるコンテンツは多彩だが、なかでもイチオシ人気は豪華列車で行くJR九州の旅。その注目旅で必ずといっていいほど登場するのが、いまやJR九州の顔となっている工業デザイナー・水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所代表)だ。

「ななつ星」「或る列車」など、JR九州の豪華列車は水戸岡氏のデザインで、随所に「組子細工」が配置され、木の安らぐ車内デザインは秀逸だ。中高年の垂涎の的になっている。

 この水戸岡人気に気をよくしたJR九州は、水戸岡氏のイラスト・原画やデザイングッズなどが展示・販売される「小倉工場鉄道ランド」を4月23日にオープンした。

 北九州市小倉北区のJR九州「小倉総合車両センター」内に開設されたランドには鉄道部品を販売するショップがあり、オークションも実施される。

 また、車両センター構内には「ミニSL」を運行し、整備途中の車両を見学できる特別ツアーもある。子供たちや鉄道マニアにはたまらない空間だ。「鉄道ランドの見学を組み込んだ観光ツアーがあり、集客に一役買っている」(JR九州関係者)という。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    「SMAP再結成」を遠ざけた木村拓哉の余計な一言…「教場」スポンサー離れで制作延期の弱り目

    「SMAP再結成」を遠ざけた木村拓哉の余計な一言…「教場」スポンサー離れで制作延期の弱り目

  2. 2
    ジャニーズの闇を“最もよく知る男”はどこへ…10.2会見欠席なら「紅白出場ゼロ」まっしぐら

    ジャニーズの闇を“最もよく知る男”はどこへ…10.2会見欠席なら「紅白出場ゼロ」まっしぐら

  3. 3
    「BE:FIRST」Mステ初出演で“ジャニーズの圧力”が白日の下に…過去には沖田浩之、竹本孝之も出演できず

    「BE:FIRST」Mステ初出演で“ジャニーズの圧力”が白日の下に…過去には沖田浩之、竹本孝之も出演できず

  4. 4
    元シブがき隊・本木雅弘はなぜ潰されなかった? 奥山和由氏が明かしたメリー氏の「圧力」

    元シブがき隊・本木雅弘はなぜ潰されなかった? 奥山和由氏が明かしたメリー氏の「圧力」

  5. 5
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  1. 6
    NHK紅白“ジャニーズ一掃”で高まる解体的出直しへの期待 アイドルグループや演歌が復権か

    NHK紅白“ジャニーズ一掃”で高まる解体的出直しへの期待 アイドルグループや演歌が復権か

  2. 7
    ジャニー喜多川氏の性加害を暴いた“禁断の書”の中身…超人気アイドルが「ジャニーさんが、ジャニーさんが…」

    ジャニー喜多川氏の性加害を暴いた“禁断の書”の中身…超人気アイドルが「ジャニーさんが、ジャニーさんが…」

  3. 8
    元キスマイ、元V6メンバーが相次いで告発…現役グループの“性加害被害”にジャニオタ悲鳴

    元キスマイ、元V6メンバーが相次いで告発…現役グループの“性加害被害”にジャニオタ悲鳴

  4. 9
    ジャニー氏の庇護を受けてきた東山紀之の“裏の顔” 超人気女優との"同棲"も事務所パワーで握り潰す

    ジャニー氏の庇護を受けてきた東山紀之の“裏の顔” 超人気女優との"同棲"も事務所パワーで握り潰す

  5. 10
    巨人・原監督続投なら組閣ができない! “敗戦責任”をコーチ陣に押し付け、全権指揮官が失う求心力

    巨人・原監督続投なら組閣ができない! “敗戦責任”をコーチ陣に押し付け、全権指揮官が失う求心力