トラストバンク 川村憲一社長(1)衝撃的だった中国の学生の勤勉さ「いつか日本は抜かれる」

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 国内初のふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」で一躍注目を集めるようになったトラストバンク。トラストバンクが扱う年間流通総額は2000億円を超え、9割近い地方自治体と取引している。

 舵取りをしているのが、社長を務める川村憲一だ。川村は北海道の漁村、岩内町で生まれ、札幌で育った。

「初対面の人にでも愛想よく挨拶する子どもでした。誰でもそうでしょうが、いまから考えると褒めてもらうのが好きな子どもでしたね」

 父親は建設会社に勤めるサラリーマン、母親は百貨店に勤める共働き家庭で育った。とくに家が貧しかったわけではないのだろうが、中学生の頃から、新聞配達などのバイトをしていたそうだ。

 中学2年生の時には、自転車のパンク修理の“商売”をはじめたという。近くに修理してくれる店がなく、パンクした時は、遠くまで行かなければならなかった。川村は「自分が不便だと感じているなら、他の人も同じだろう。パンク修理をすれば、喜んでもらえるはず」と思ったそうだ。

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