トライオン 三木雄信社長(4)自著「英語は1年でマスターできる」がベストセラーに

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「確かに孫社長がおっしゃられたように、なかなか儲からない。この業界は、画期的なサービスを思いついても、すぐにまねをされてしまいますから。しかも、その勉強方法が本当にいいものなのか、よくわからないというのもネックになっていました。受講者はサービスが悪くても、自分の頑張りが足らなかったのではないか、と思ってしまうからです」

 日本では、eラーニングのマーケットはなかなか成長しない。米国や中国韓国では大人気なのに、なぜ日本でははやらないのか、三木は考えた。

「日本人というのは、自分の人生に必要なものを勉強するという習慣がない。受験戦争に勝つために小、中、高と偏差値を上げようとひたすら勉強し、社会に出れば、会社の指示で研修を受ける。だから、自分にとって何が必要なのか、という視点でなかなか勉強しようとしないのです」

 三木は、さまざまなコンテンツを提供するのではなく、eラーニングの中でも人気のある英会話に絞ることにした。受講者と一緒にゴールを設定し、目的を達成するコーチング型のビジネスに切り替えることを決断。

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