著者のコラム一覧
村山治ジャーナリスト

1950年、徳島県生まれ。1973年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。1989年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。1991年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー。著書に『特捜検察vs.金融権力』(朝日新聞社)、『検察 破綻した捜査モデル』(新潮新書)、『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)『工藤會事件』(新潮社)など。最新刊は『自民党と裏金 捜査秘話』(日刊現代/講談社)

【東京佐川急便事件】異聞(125)NHKも同レベルの検察情報をつかんでいた

公開日: 更新日:

上から「待った」がかかり、朝日の後塵を拝した

自民党の金丸信前副総裁の秘書、生原正久氏(当時)/(C)共同通信社

「『金丸氏側に5億円』と供述」──朝日新聞の8月22日朝刊特ダネは、政権与党に衝撃を与え、戦後の保守政治の転換に向け背中を押すことになる。

 報道各社は一斉に朝日の後を追い、渡辺の5億円闇献金供述を金丸側の「全面否定」コメント付きで報道した。が、こと検察取材でいうと、NHK… 

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