自民5派閥「裏金疑惑」特捜部ついに本腰! “標的”は安倍派事務総長を歴代務めた3幹部

公開日: 更新日:

エース級の検事が次々応援に駆け付け…

 4月の東京・江東区長選を巡る、柿沢前法務副大臣の公選法違反事件は特捜部の若手検事が担当し、エース級が派閥裏金疑惑を追っているとみられている。「全国から検事が続々と応援に駆け付けている」(永田町関係者)という。

 司直の手はどこまで伸びるのか。浮上しているのは、安倍派のカネの流れを知り得る立場にあった、歴代の事務総長だ。松野官房長官、西村経産相、高木国対委員長に捜査が及ぶ可能性があるとみられているのだ。

「派閥の事務方幹部は、すでに聴取を受けたようだ。『事務方の起訴でシャンシャン』という見方もあったが、どうもその程度では終わらなそうだ。特捜部はバッジを狙っているのだろう」(同前)

 元東京地検検事の落合洋司弁護士が言う。

「どこまで立件するのか、検察のヤル気と証拠次第で変わってくると思います。小さくまとめるのだとしたら、資金の出入りを不記載にした派閥の会計責任者を起訴して終わり。ただ、会計責任者の意思ひとつで1億円以上を不記載にできるのか。より上の立場の人物との共謀を示す証拠があれば、派閥幹部を逮捕する展開も考えられます。また、キックバックを受けた議員が勝手に資金を懐に入れたとしたら、詐欺や横領に問われ得る案件だと思います」

 幹部らはマスコミから逃げ回っているが、自ら進んで国民が納得できる説明をすべきではないか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    コメ農家廃業ラッシュ&米国産ジャガイモ輸入解禁に生産者猛反発! 農水省にはブーイングの嵐

  2. 2

    ベッセント米財務長官ブチ切れに大はしゃぎ NYT報道「一部の経済顧問は高橋洋一氏」説の勘違い

  3. 3

    明治安田生命「円建て一時払い養老保険」のお得度は? 期間10年で利率3.45%、30年ぶりの水準に引き上げ

  4. 4

    止まらない「人手不足倒産」…8月は過去最多を記録、もはや“ブラック企業”は成り立たない

  5. 5

    くら寿司が「ちいかわ」コラボ景品抜き取り疑惑で騒然! 第2弾「湯呑み」まで開始前からメルカリ出品?

  1. 6

    長期金利30年ぶり3%突破…市場と対話できない高市首相が招く「想定外」の最悪シナリオ

  2. 7

    車検で「今すぐ交換を」と勧められたら…断っていい整備、断らないほうがいい整備の見分け方

  3. 8

    消費支出8カ月連続マイナス、終わらない物価高に庶民の我慢は限界…それでも止まらない円安圧力

  4. 9

    ナフサ不足「6月に詰む」発言翌日、勝手に「事実誤認」と断定…高市政権“安心演出”の欺瞞

  5. 10

    年間16万人「だざいふ遊園地」が純利益7102万円を稼ぐワケ 地方遊園地の閉園相次ぐ中、なぜ生き残れた?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日向坂46「ひなたフェス」中止でもファンは宮崎へ「43億円」を動かした“推し活地方創生”の底力

  2. 2

    令和版『八つ墓村』にはこれまでにない「2つの見どころ」あり Jホラーの名匠と新・金田一耕助が魅せる

  3. 3

    「橋上代行昇格は絶対ない」 巨人来季監督に浮上する松井秀喜氏、高橋由伸氏に次ぐ「第3の男」

  4. 4

    青学大の4年間は「ひたすら駅伝を目指す」だけじゃない 今夏は初の海外合宿に踏み切った

  5. 5

    巨人・阿部前監督が球団復帰へ着々 「辞任4カ月での出戻り」は毒になるか、薬になるか

  1. 6

    佐々木朗希の最悪すぎる“退団劇”…ロッテから優秀スタッフ3人を引き抜き、大顰蹙を買っていた

  2. 7

    元関脇嘉風・中村親方〈1〉なぜ「朝稽古をしない」のか? 角界の常識から“あえて外れる”部屋づくり

  3. 8

    桑田真澄氏の発言が波紋 巨人の内部事情暴露のやけっぱち…来季監督の芽は完全消滅か

  4. 9

    六代目との抗争終結で勝ちどきをあげているのは絆會

  5. 10

    コメ農家廃業ラッシュ&米国産ジャガイモ輸入解禁に生産者猛反発! 農水省にはブーイングの嵐