苦渋の決断の舞台裏「うまい棒」初値上げから1年半…やおきん営業企画担当者が明かす

公開日: 更新日:

 ――明るい話題は。

「ゲームセンターさんの景品として駄菓子の需要は右肩上がりです。景品としてメジャーな雑貨やぬいぐるみ、フィギュアは物価高の影響で仕入れるのが難しくなっていて、そこで駄菓子が注目されているのです。お客様も、景品の価値(値段)が分かりやすい。しかも、お店によってはUFOキャッチャーで比較的に取りやすくなっています。

 コロナ禍が明けたことで、各地で様々なイベントが開催されるようにもなりました。その際の景品やプレゼントにも重宝していただいています。同様に親族の集まりやクリスマス会、学校の行事なども復活しましたからね。これから苦しい部分もありますけど、なんとか業界全体で駄菓子を盛り上げていけるようにやっていきたいです」

 ◇  ◇  ◇

■インタビュー本編は12月29日発売の日刊ゲンダイ新春特別号に

 やおきんはうまい棒をメインに様々なキャンペーンを実施するなど、駄菓子離れが進む子供たちへのアプローチにも余念がない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い