苦渋の決断の舞台裏「うまい棒」初値上げから1年半…やおきん営業企画担当者が明かす

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■駄菓子業界の深刻な課題、失われる味

 ――長年愛されているうまい棒の味のこだわりは。

「時代に合わせて味のバランスや製造過程、原料の割合などをマイナーチェンジしながら作り上げています。たとえばサラミ味は販売当初からありますが、食べ比べたら間違いなく現行品のサラミ味の方が美味しいと断言できます。また、味の種類によって美味しさを最大限に引き出せるよう、かかっている粉(シーズニングパウダー)だけではなく、コーン生地にも工夫をしています」

 ――日本は全体的に景気が悪いが、駄菓子業界の現状は。

「駄菓子はお客様が買うのをためらいにくい価格で販売されているので、景気に左右されにくい。それよりも、駄菓子メーカーさんの人手不足の方が深刻です。機械化が追い付いておらず、職人さんの技術に頼っている商品も少なくありません。繁忙期で需要が高まっているのに供給が追い付かないなんてことも。駄菓子屋さんが少なくなっているのも痛手です」

 ――駄菓子メーカーとの関係性は。

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