迫る史上最高値更新…新NISA高配当銘柄の注意点 “あおぞら銀ショック”が初心者を襲う

公開日: 更新日:

 そのため“あおぞら銀ショック”で痛手を負ったビギナーも少なくない。金融ジャーナリストの鈴木雅光氏はこう言う。

「今回のように、高配当銘柄が業績悪化で無配や減配になった場合、前の水準に戻るのに数年かかることがほとんどです。業績が回復しない限り株価は長期低迷するため、しばらくインカムゲイン(配当収入)が得られず、含み損を抱えることになります。新NISAは売却益と配当が非課税ですが、損切りしても損益通算できない点も注意が必要です」

 高配当銘柄は、他にどんな点に注意すべきか。

「高配当を出すということは、株価が低迷していたり成長性に乏しかったり、それだけリスクが高いことを示しています。初心者の場合、やみくもに高配当銘柄に手を出しがちですが、記念配や特別配など、その年だけ高い配当を出す銘柄も少なくありません。配当性向や株主資本配当率(DOE)のほか、直近5年程度の財務諸表をチェックして、利益剰余金がどれくらい積み上がっているかなど、最低限把握しておく必要があります」(鈴木雅光氏)

 すでに1兆円を超える資金が新NISA対象の投信に流れ込んでいるという。投資をしたばかりに、虎の子を失うことだけは避けたいところだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  3. 3

    佐々木朗希また抹消…中6日も守れない“ひ弱な怪物”をそれでも全30球団が欲しがったワケ

  4. 4

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 5

    小園はセーフ? 広島「矢野だけ抹消」にファン激怒! “ゾンビたばこ”騒動で不可解な線引き

  1. 6

    やっぱり副首都法案は「大阪ありき」“クセ強”野党議員の追及に維新まともに答えられずポンコツ露呈

  2. 7

    核議論に「タブーなく」で物議…小泉進次郎防衛相が“覚醒キャラ”で危険発言を連発する狙い

  3. 8

    高市首相が追い込まれ「陳述書」提出で墓穴…中傷動画&サナエトークン両疑惑が蒸し返される大誤算

  4. 9

    AKIRA版はなかったことに? 反町隆史GTO放送開始で荒ぶる「2012年派」

  5. 10

    内田有紀の「老眼鏡姿」に称賛の声 次は「グレーヘア」でさらなる進化の予感