【表あり】株価爆上げ相場の“主役” 海外投資家がこれから狙ってくる77社を一挙公開!

公開日: 更新日:

 株式市場は怯えと期待が入り交じる。「そろそろドカンと下がるのでは……」「いや、一気に史上最高値を取りに行く!」。日経平均は約34年ぶりに3万8000円に到達。年初からの上げ幅は4600円を超すだけに過熱感は否めない。一方では悪材料が見当たらないとの強気派もいる。さて、どうしたらいいのか……。

  ◇  ◇  ◇

 いまの爆上げ相場を牽引しているのは主に海外投資家だ。1月の「投資部門別売買動向」(東証)によれば、海外投資家は2兆円を超す買い越しだった。月間では過去7番目(記録のある1982年以降)の大きさになる。

「新NISAに投資する初心者も参入し、株式市場は一段と盛り上がりを見せています。現在の勢いを見る限り、史上最高値更新は時間の問題で、4万円も通過点に過ぎないかもしれません」(IMSアセットマネジメント代表の清水秀和氏)

 ただし、市場には魔物が潜む。何が起きるか分かったもんじゃない。リーマン・ショックのような金融危機、大規模な自然災害、地政学リスクの高い偶発的な軍事衝突などで株価は大暴落する。

「予想のつく危機としては中国ショックでしょう。不動産バブルがはじけ、株価は暴落。日本への影響も大きく、中国依存度の高い企業は業績悪化の懸念から株価は下落傾向です。中国からの訪日客の激減もあり得ます。ただ、中国ショックが広がったとしても日経平均が3万円を割り込むようなことは起きないと思っています。下がっても3万2000円ぐらいでしょう」(清水秀和氏)

 不安は残るものの、株価4万円を目指すのだとしたら、上昇相場に乗らないともったいない。そこでヒントになりそうなのが海外投資家の動向だ。市場では、日経平均に採用されている大型株をバンバン買っていると囁かれる。だとしても、日経平均採用銘柄は225社もある。

「証券会社は有望な銘柄をピックアップし、『買い』や『売り』の推奨をしています。こうした情報を投資家は参考にします。株投資は人気投票のようなもので、買い手が多く集まると株価は上がります。市場参加者が増えているので、証券会社発の情報に乗っかる方法もあるでしょう」(証券アナリスト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン