自民・菅家元副復興相に「裏金で寄付控除」疑惑…マフィアさながら卑劣“マネロン”に国民呆れ

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 よくもまあ次々と悪い手口が思いつくものだ。

 自民党派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、菅家一郎元副復興相(69=衆院比例東北ブロック)が2021年に安倍派(清和政策研究会)からキックバックされた678万円を原資として、自身が代表を務める党支部に計1201万円を寄付し、所得税の一部を控除される税優遇を受けた疑いがあることが判明した――と27日付の毎日新聞がスクープ報道した。

 毎日新聞が福島県選挙管理委員会に菅家氏の控除申請に関する書類を情報公開請求して発覚。菅家氏は税優遇を受けた事実を認めたというのだが、そもそも違法、脱法行為である裏金を寄付する形で自身が控除を受け、私腹を肥やしていたとは驚くばかりだ。

 寄付控除を悪用した「マネーロンダンリング」と指摘されても仕方がなく、今後、寄付控除制度の見直しや、悪用した場合の罰則規定を設ける議論が浮上する可能性もあるだろう。

■カネに執着する熱意をほんの少しでも国民生活に向けろ

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