自民・平井卓也広報本部長は上級国民のくせにセコすぎ…“脱法税逃れ”にフジ番組で居直り

公開日: 更新日:

 東洋経済オンライン(21年5月28日付)によれば、調査報道グループ「フロントラインプレス」が全国会議員を対象に各議員が代表を務める政党支部の政治資金収支報告書(15~19年分)を調べたところ、平井氏は15年と17年の寄付計1500万円に関して控除を申請していたという。控除額は概算で約450万円に上る。

 立正大法制研究所特別研究員の浦野広明氏(税法)がこう言う。

「平井さんの主張は『形式的に合法である』というだけの話です。自身が代表を務める政党支部に寄付するのは、実質的に自分の懐から自分の別の懐にお金を移しているに過ぎず、寄付行為に当たることがおかしい。形式的に合法だから違法ではないという理屈は通りません」

 平井氏といえば、四国新聞社のオーナー一族の出身。祖父も父も元参院議院という世襲ボンボンだ。

 菅内閣では全閣僚中2位の資産(3億2005万円)を誇ったクセに、法の網の目をかいくぐって税逃れとはセコイ。

■高級食材に舌鼓

 ちなみに平井氏は先月、愛用のグルメサイト「Retty」に、1人あたり2万~3万円は下らない銀座の高級中華料理店や高級すき焼き店での食事を投稿している。

 平然と脱法行為を働き、豪華グルメに舌鼓を打つモラルの低さに呆れるばかりだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か