インド株投信が人気を呼ぶ背景 平均年齢約28歳で経済成長に期待

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 インド株の魅力は、中長期の経済成長が期待されることだ。平均年齢は約28歳で、生産年齢(15~64歳)人口が増え続けている。今後10年程度は高度成長期が続くと予測されている。新NISAでオルカンやS&P500に投資している人が多いが、一部の資金をインドに振り向ける人が増えていると考えられる。オルカンは全世界の株式を投資対象としているが、インドが占める割合は1.8%に過ぎない。インドの成長を資産に取り込むには、プラスの投資が必要になる。

 インド株の人気を受けてETFも増えている。ブラックロック・ジャパンは6月12日にインドの株価指数に連動する「iシェアーズ Nifty50 インド株ETF」を上場した。信託報酬は年0.35%で最低水準。新NISAの成長投資枠で購入できる。

(ジャーナリスト・向山勇)

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