猛暑で注目集める「熱中症保険」各社の特徴は? 家族や子ども、高齢家族のために加入するケースも

公開日: 更新日:

 厳しい暑さが続く中、熱中症保険が人気になっている。PayPayアプリから加入できる「熱中症お見舞い金」の加入者は、7月16日から25日までの10日間で3万件増加し、今年度の加入者が10万件に達したという。

 加入者の内訳を見ると、約半数は自分のためだが、残りは家族のために加入している。子どもの部活動に備えたり、遠方に住む高齢家族のために加入するケースも多いようだ。

 保障には「治療保険金」と「入院保険金」がある。前者は医師の判断により病院などで点滴治療を受けたときに最大1万円を受け取れる。後者は治療のために1泊2日以上の入院をした場合に、最大3万円を受け取れる。保険金請求が手軽にできるのも特徴。診断書などは不要で、アプリから領収証と診療明細書をアップロードすればいい。加入期間は月額型と期間選択型があり、保険料は月額200円から。

「d払い」アプリから加入できる「ドコモの熱中症お見舞金保険」も同様の商品だ。熱中症になると救急搬送されるケースも多いが、救急車自体は無料でも時間帯や搬送先の病院によっては「選定療養費」がかかる。たとえば紹介状のない病院に搬送された場合、7000円程度の費用がかかるケースがあるという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々