1日で4451円下落…8月5日の歴史的な株暴落の裏で何が起こっていたのか

公開日: 更新日:

 さらに、円キャリー取引の解消により、一気にドルが売られたことから、外為市場では朝方の1ドル=145円台から一時141円台まで急速に円高が進行。輸出関連の現物株が売り浴びせられる事態になった。これが第2幕だ。

 そして第3幕は、現物株の急落を受けて、これまでに積み上がった個人投資家の「信用買い残」(7月26日で4.9兆円と約18年ぶりの高水準だった)が整理を迫られ、相場の下落をさらに加速させた。また、株式売買の自動システムを保有するファンドから、保有株の値下がりを回避する機械的な売りも大量に発生し、日本市場は「売りが売りを呼ぶ」展開になってしまったのである。

 こうしてみると、日本の株市場は、力強いように見えて、実はもろく危なっかしいのだ。常にその点を忘れないでほしい。 (丸)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    皇室典範改正のタイミングで…愛子さまに「海外留学」説が浮上

  3. 3

    渋野日向子に「全米女子プロ」逆転出場の道…勝みなみと3年連続タッグでツアー唯一のダブルス戦V狙う

  4. 4

    不倫と嘘が止まらない高市内閣の人格と運命…エロ文科相が「道徳心」を説くお笑い

  5. 5

    キオクシア株は「高値の花」…2期連続過去最高決算で時価総額40兆円も、個人投資家比率わずか5%

  1. 6

    森香澄はピアニストを夢見て練習に打ち込むも、1浪して東京女子大現代教養学部へ…高校は都立新宿

  2. 7

    男性シニアの再就職は元公務員でもこんなに難しい 中高年がハマりやすい「リスキリング」の落とし穴

  3. 8

    森香澄には「あざとかわいい」にとどまらない「主役体質」の素質アリ

  4. 9

    高市事務所が選挙ネット戦略で手だれに接近のナゼ…中傷動画作成・拡散のキーマン松井健氏の“意外な実績”

  5. 10

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント