過去最大の下落幅に投資家はパニック売りだが…円高・株安でも「慌てる必要なし」とエコノミストが説く根拠

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 5日も日経平均株価の大暴落に、投資家は右往左往だった。「売りが売りを呼ぶ展開」(市場関係者)で、終値は先週末比4400円超安の3万1458円。1987年のブラックマンデーの翌日につけた3836円を超えて過去最大の下落幅を記録した。

 円相場は一時1ドル=141円台まで上昇。今年1月以来、約7カ月ぶりの円高ドル安水準に戻った。株価の歴史的な下落幅を受け、リスク回避の姿勢が円買いを後押しした。インフィニティ・チーフエコノミストの田代秀敏氏がこう言う。

「今回の円高・株安によって、今までの異常な株高が調整されたとも言えます。証券業界のベテランに言わせれば、『夏の肝試し』。このまま株高が続き、いつか破滅的な暴落を迎えるよりかはガス抜きが図られたという点でメリットはある。87年のブラックマンデーの翌日に似た状況と言われますが、89年末には当時の史上最高値3万8915円を記録していますから、今が『肝試し』というのもうなずけます」

 かつてない円安・株高から一転、円高・株安の局面に含み損が膨らんでパニックになっている人もいるが、長い目で見れば落ち着いてよさそうだ。

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